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ナダルが相手棄権で2回戦へ◇全豪オープン

テニスのグランドスラムである全豪オープン(オーストラリア/メルボルン、ハード)は大会2日目の18日、男子シングルスのトップハーフ1回戦が行なわれ、第1シードのR・ナダル(スペイン)M・ダニエル(ブラジル)に対し6-0, 5-0とリードしたところでダニエルが棄権、1ゲームも失うことなく2回戦に駒を進めた。

もし今大会に優勝すれば、今大会のセンターコートの名前にもなっているR・レーバー(オーストラリア)が年間グランドスラムを達成した1969年以来となる、グランドスラム4連勝の偉業達成となるナダルは、世界ランク93位のダニエルに王者の力を余すところなく見せつけた。

世界ランク2位のR・フェデラー(スイス)とも対戦経験のあるダニエルは「トップ5の皆を見てごらんよ。彼らはとても上達している。彼らは1歩先にいるし、他の選手よりも動きも速いし、ものすごい強打もしてくる。さらに4時間でも集中力を維持できるし、とにかく他とは違う。フェデラーとナダルを想像してみてよ。彼らは一緒だよ。」と、トップ選手の強さを語った。

わずか47分間のプレーで勝利となったナダルは、大事な初戦で体力を温存することが出来た。しかしナダルは、相手の不運に喜ぶことはなかった。

「僕はプロフェッショナルですし、全てのポイントでベストを尽くします。そういった場面で相手を尊重することがベストなんだと思います。もし何かをして、彼にゲームを勝たせることの方が、より悪いことです。」

ナダルは2回戦で、予選から勝ち上がってきたR・スウィーティング(アメリカ)と対戦する。スウィーティングはD・ヒメノ=トラバー(スペイン)を6-4, 6-4, 6-1で下し、2回戦進出を決めている。

昨年のファイナリストで第5シードのA・マレー(英国)は、K・ベック(スロバキア)に対し6-3, 6-1, 4-2とリードした場面でベックが肩の負傷による棄権を申し入れたため、2回戦に駒を進めることとなった。マレーは昨年の準々決勝でナダルに勝利しており、昨年のメジャー大会でナダルに唯一の土をつけた選手。

思わぬ形で勝利を手にしたマレーは「対戦相手が傷つくことなく勝利した方が良いね。だけど、それは度々起きてしまうことなんだ。だから、しっかりと切り替えて、次の試合への準備をするだけさ。」とコメントを残した。

第4シードのR・ソデルリング(スウェーデン)は、P・スタラーチェ(イタリア)を6-4, 6-2, 6-2のストレートで下し、順当に2回戦進出を決めている。

この日のナイトセッションでは、第27シードのD・ナルバンディアン(アルゼンチン)が元世界ランク1位のL・ヒューイット(オーストラリア)を3-6, 6-4, 3-6, 7-6 (7-1), 9-7と4時間48分の死闘の末に破り、2回戦に進出している。

この試合でヒューイットは30本ものブレークチャンスを迎えたが、そのうちブレークに成功したのはわずかに7回、一方のナルバンディアンは12本のチャンスでブレークに成功したのは6回だった。

試合終盤は痙攣を起こしていたナルバンディアンは、ファイナルセットでヒューイットに2本のマッチポイントを握られるが、このピンチを切り抜けると、現地時間で午前1時10分に激闘に幕を下した。

試合直後のオンコートインタビューでナルバンディアンは「僕らが疲れているのは問題じゃないよ。僕らは戦い続けた。話すことも出来ない。本当に疲れたよ。」と激闘を振り返った。

この他の試合の結果は以下の通り。

D・フェレール(スペイン) (7) ○-× J・ニエミネン(フィンランド), 6-4, 6-3, 1-6, 6-2
M・ヨージニ(ロシア) (10) ○-× M・イルハン(トルコ), 6-2, 6-3, 7-6 (7-5)
J・メルツァー(オーストリア) (11) ○-× V・ミロ(フランス), 6-2, 6-4, 6-2
JW・ツォンガ(フランス) (13) ○-× P・ペッツシュナー(ドイツ), 4-6, 2-6, 6-2, 6-3, 6-4
M・チリッチ(クロアチア) (15) ○-× D・ヤング(アメリカ), 6-3, 6-2, 6-1
J・アイズナー(アメリカ) (20) ○-× F・セラ(フランス), 6-3, 7-6 (10-8), 6-3
M・バグダティス(キプロス) (21) ○-× G・ゼミヤ(スロバキア), 3-6, 7-5, 6-1, 4-6, 6-2
M・ロドラ(フランス) (22) ○-× J・I・チェラ(アルゼンチン), 6-3, 3-6, 6-2, 6-4
B・ベッカー(ドイツ) ○-× E・ガルビス(ラトビア) (24), 7-6 (7-5), 6-2, 6-4
F・ロペス(スペイン) (31) ○-× A・ファリャ(コロンビア), 6-3, 7-6 (8-6), 6-3
G・ガルシア=ロペス(スペイン) (32) ○-× M・ベレー(ドイツ), 6-4, 6-4, 3-6, 6-3
B・トミック(オーストラリア) ○-× J・シャーディ(フランス), 6-3, 6-2, 7-6 (7-5)
R・シュティエパネック(チェコ共和国) ○-× D・グレメルマイヤー(ドイツ), 6-3, 6-2, 6-3
S・ヒラルド(コロンビア) ○-× R・マシャド(ポルトガル), 6-4, 6-3, 5-7, 6-1
B・カブチッチ(スロベニア) ○-× K・アンダーソン(南アフリカ), 2-6, 6-4, 7-6 (7-4), 7-6 (7-5)
M・ラオニク ○-× B・パウ(ドイツ), 7-6 (7-3), 6-3, 7-6 (10-8)
R・ベランキス(リトアニア)(リトアニア)(リトアニア) ○-× M・マトセビッチ(オーストラリア), 6-4, 6-2, 7-5
M・ラッセル(アメリカ) ○-× M・エブデン(オーストラリア), 6-3, 6-2, 5-7, 7-6 (11-9)
G・ミュラー(ルクセンブルグ) ○-× S・スタドラー(ドイツ), 6-3, 7-6 (7-5), 6-4
J・ヘルニチ(チェコ共和国) ○-× D・イストミン(ウズベキスタン), 6-3, 6-4, 3-6, 6-2
A・ドルゴポロフ(ウクライナ) ○-× M・ククシュキン(カザフスタン), 6-3, 6-2, 6-4
A・セッピ(イタリア) ○-× A・クレマン(フランス), 3-6, 2-6, 7-5, 6-3, 6-2
P・リバ(スペイン) ○-× C・ボール(オーストラリア), 1-6, 7-6 (7-5), 6-2, 2-6, 6-4
J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン) ○-× D・セラ(イスラエル), 7-6 (15-13), 6-4, 6-4
E・シュワンク(アルゼンチン) ○-× L・メイヤー(アルゼンチン), 6-2, 6-0, 6-4
I・マルチェンコ(ウクライナ) ○-× R・ラミレス=イダルゴ(スペイン), 6-3, 6-4, 6-1

大会3日目は、男子シングルスのボトムハーフ2回戦が予定されている。

(2011年1月19日11時15分)

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