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錦織は3回戦で敗退、ナダルは快勝◇バルセロナ・オープン・サバデル

男子テニスツアーのバルセロナ・オープン・サバデル(スペイン/バルセロナ、賞金総額199万5000ユーロ、クレー)は21日、シングルス3回戦8試合が行われ、錦織圭(日本)は地元勢のF・ロペス(スペイン)の前に4-6, 6-7 (5-7)のストレートで敗退、ベスト8進出はならなかった。

この日の試合で錦織は、世界ランク42位のロペスに少ないチャンスを活かされブレークを許してしまうと、このセットでは47%の確率でしかファーストサーブが決まらなかったロペスを攻めきれずにセットダウンとなる。

第2セットはお互いに1ブレークずつ成功するも、決定的な差がつくことなくタイブレークに突入。このタイブレークでも一進一退の攻防が続くが、ロペスが一歩抜け出し勝利。試合時間は1時間45分だった。

ノーシードながらベスト8に進出したロペスは、I・ドディグ(クロアチア)と準々決勝で対戦する。ロペスと同じくノーシードのドディグは、第15シードのM・ラオニチ(カナダ)を7-6 (7-0), 4-6, 6-3で破り、ベスト8に進出している。

第1シードのR・ナダル(スペイン)はこの日、世界ランク54位のS・ヒラルド(コロンビア)に6-3, 6-1で快勝、順当にベスト8入りを決めている。

第1セット第6ゲームでブレークに成功し、ゲームカウント3-3としたヒラルドであったが抵抗もここまで。ここから3ゲームを連取してセットを奪ったナダルが試合を支配、1時間23分で勝利している。

今大会では2005年から2009年まで5連覇を達成しているナダルは「ヒラルドは予想が出来ない選手です。彼はとても器用ですし、フラットや力のあるドライブを打ち分けてきます。もし彼が成長したら、ベストの一人になるでしょう。」と、1歳だけ年下の対戦相手のポテンシャルを評した。

今大会での通算成績を28勝1敗としたナダルは、準々決勝で第7シードのG・モンフィス(フランス)と対戦する。世界ランク9位のモンフィスは、同胞で第9シードのR・ガスケ(フランス)を6-4, 7-6 (9-7)で下し、ベスト8入りを決めている。

モンフィスとの対戦を前にナダルは「彼はローラン・ギャロスでベスト4に入った選手だということを忘れてはいけませんし、トップ10でもあります。彼は明日、攻撃的なプレーをしてくると思いますから、こちらは彼をコートの後ろに下がらせるプレーが必要になるでしょう。」と、警戒を強めていた。

対するモンフィスは「ナダルが相手であろうが問題ではありません。いつもと同じようにプレーするだけです。調子も良いですし、ベストの状態に近づきつつあります。」と、平常心で試合に向かうことと、手首の怪我の回復具合が順調なことをアピールした。

世界ランク11位で第8シードのN・アルマグロ(スペイン)N・ダビデンコ(ロシア)と対戦、第1セットは2-5と劣勢に立たされるも7-6 (7-2), 6-3のストレートで勝利している。

この日の勝利によって自身初となるトップ10入りが確定となったアルマグロは「この試合に別の価値があることは分かっていましたし、そのことは考えないようにしていました。トップ10入りへの挑戦は、今回で3度目でした。ホームでようやく達成できたのは、とても素晴らしいことです。」と、喜びを語っている。

この他の試合の結果は以下の通り。

D・フェレール(スペイン) (4) ○-× V・ハネスク(ルーマニア), 6-3, 6-2
J・メルツァー(オーストリア) (6) ○-× A・モンタネス(スペイン) (11), 6-7 (2-7), 6-3, 6-2
J・C・フェレーロ(スペイン) ○-× S・バノッツィ, 7-6 (7-3), 4-6, 6-4

今大会の優勝賞金は29万ユーロ。

(2011年4月22日11時27分)
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