国内最大

総合テニス専門サイト「テニス365」

tennis365.net

HOMEニュースTOP今日のニュース(一覧)今日のニュース(詳細)

「歴代史上最強プレーヤーは、、、?(女子編)」

■テニスGEEK通信(TENNIS GEEK NEWS)とは
テニスギアの「モノ」や「コト」を、深堀し、マニアックに、そしてGEEK(ヲタク)にお届けするコラムです。

ウインザーラケットショップ池袋店スタッフの中居が独自の目線で話題の商品を紹介します。

テニスに関する仕事をして30数年になる大ベテランですが、まだまだヤル気満々でテニスコートに立っているシニアプレーヤーです。
-----------------------
「歴代史上最強プレーヤーは、、、?(女子編)」

男子選手に比べて、女子選手の最強って色々と考えてみました。

※前回は男子選手について考えてみましたのでよろしければご覧ください
>GEEK通信「歴代史上最強プレーヤーは、、、?(男子編)」

女子選手はプレーヤーとしての寿命の長さであったり、レジェンドになる前に引退してしまうことが多いことなどに気がつきました。

特にここ最近は、A・ケルバー(ドイツ)Ka・プリスコバ(チェコ)G・ムグルサ(スペイン)S・ハレプ(ルーマニア)C・ウォズニアッキ(デンマーク)大坂なおみA・バーティ(オーストラリア)と1位選手がコロコロと変わっています。

1968年のオープン化以降の1位の選手を確認していくと、強い選手にある特徴が見えてきました。

1位になった在位期間以外に、1位になった回数が多い選手は強いということです。

何度も何度もライバルが現れ、その度ごとにライバルを倒して1位になる、そんな選手は活躍する期間も長くなるし、当然1位の在位期間も長くなるのです。

1位になった回数の上位5名は、



1.C・エバート(アメリカ) 9回
1.M・ナブラチロワ(アメリカ) 9回
3.L・ダベンポート(アメリカ) 8回
3.S・ウィリアムズ(アメリカ) 8回※
5.S・グラフ(ドイツ) 7回
(※)現役プレーヤー

1位在位通算週間は、



1.グラフ 377週
2.ナブラチロワ 332週
3.セレナ・ウィリアムズ 319週※
4.エバート 260週
5.M・ヒンギス(スイス) 209週
(※)現役プレーヤー

グランドスラムシングルスタイトル獲得回数は、



1.M・コート(オーストラリア) 24個
2.セレナ・ウィリアムズ 23個※
3.グラフ 22個
4.H・ムーディ(アメリカ) 19個
5.エバート 18個
5.ナブラチロワ 18個

(※)現役プレーヤー

クリス・エバートとマルチナ・ナブラチロワの二人について語らないわけにはいきませんね。

ちょうどこの頃男子では、ボルグ対マッケンローのライバル対決で非常に盛り上がっていたのですが、その理由の一つとしてストローカー対ボレーヤー、右利き対左利き、紳士対悪童といった対照的なふたりだったことが応援する側が盛り上がる要因でした。

エバートはアイスドールと言われており、冷静沈着、正確無比なストローカーで、ナブラチロワはガッツ溢れるボレーヤーで、右利き対左利きというところもボルグ対マッケンローに似ており、見ていて楽しい対戦でした。

エバートはグランドスラムタイトル18個取っており、全仏オープン7回は未だ破られていない記録です。

また、グランドスラム決勝進出「34」も1位の記録です。

ナブラチロワも同じく18個のタイトルホルダーで、1983年には86勝1敗(勝率98.9%)の成績を収めています。

ナブラチロワの凄いところは、ダブルスでも活躍しグランドスラムで31回も優勝しています。

シングルス74連勝、ダブルス109連勝は共に破られていない記録です。

二人の対戦成績はナブラチロワの43勝37敗で、なんと80回も対戦しています。

12年間続いた2強時代を終わらせたのが、シュテフィ・グラフです。



シュテフィ・グラフは1987年に1位になると、翌年1988年にはゴールデングランドスラム(すべての4大大会とソウルオリンピック優勝)を達成し、1989年は86勝2敗とこの年は12セットしか落としませんでした。

破壊力のあるフォアハンドとぴょんぴょん飛び跳ねる躍動感のあるフットワークはほとんどスライスしか打たないバックハンドの弱点をカバーして余りあるものでした。

あと何回グランドスラムを達成するのかと言われていましたが、1990年全仏オープンで彗星の如く現れた少女に決勝で破れます。

この少女とはM・セレス(アメリカ)で16歳6ヶ月の最年少記録を打ち立て、翌年には186週続いていたグラフの1位の座を奪ったのです。



セレスは1991年の全豪オープンから1993年の全豪オープンまでの9大会で優勝7回、準優勝1回、欠場1回と絶好調でした。

あの無敵だったグラフがダブルバックハンドの練習をしていたくらいです。

セレスのプレースタイルは、フォア、バックともに両手打ちで、片手打ちのグラフとは対照的でした。

軽量、デカラケ、厚ラケにハイテンションで張り、高い打点からフラット系のボールをライジングで叩き込むまったく新しいスタイルを構築した選手でした。

絶頂期の1993年に試合中のチェンジコートの際に、熱狂的なグラフのファンにナイフで刺され、2年半の欠場を余儀なくされます。

怪我は数ヶ月で完治したのですが、精神的な回復に時間がかかり、過食症になってしまったのです。

その間に1位に返り咲いたグラフは、セレス欠場中に7回のグランドスラム優勝を遂げました。

2年半後、ややふっくらしたセレスの復帰時に特別措置で、怪我する前のランキング1位と現在のランキング1位が存在するということが起こりました。

1995年の復帰戦でブランクを感じさせず優勝し、その勢いのまま、全米オープンの決勝でグラフと激闘を演じ、6-7.6-0.3-6と苦敗したものの見事に復活しました。

あの怪我がなかったら、セレスの記録とグラフの記録は違うものになっていたのではないでしょうか。

グラフとセレスは、エバートとナブラチロワに劣らない2強時代だったことには変わりないですね。

そして、セレスの最年少記録を更新する天才少女が現れます。

16歳3ヶ月で全豪オープンを優勝し、16歳6ヶ月で世界ナンバー1になったのは、スイスのマルチナヒンギスです。



マルチナはナブラチロワの名前にあやかって付けたそうです。

早熟の天才は、10代でグランドスラム5勝した後はシングルスでのタイトルはありません。

何故かというと、リンゼイ・ダベンポート、ウィリアムズ姉妹らのパワーテニス全盛となり、テクニックだけでは勝てなくなってしまったのです。

しかし、そこは天才と呼ばれる程、テクニック、センスはずば抜けていましたので、ダブルスで活躍していきます。

引退、復帰を繰り返しながら、2017年に3度目の引退をしました。

ただ、この引退の年に女子ダブルスとミックスで3度のグランドスラム優勝をしていますので、まだまだ復帰する可能性は0ではありません。(2020年現在40歳)

ヒンギスの後にナンバー1になったのは、リンゼイ・ダベンポートです。



バレーボール選手を両親に持ち、189cmと恵まれた体格からサービス、フォアハンドストロークから攻撃するパワーテニスの申し子でした。

1996年のアトランタ五輪で金メダルを取り、1998年全米オープンでヒンギスに勝ち、初のグランドスラムタイトルを取り、そしてナンバー1になったのですが、ここから波乱万丈が始まります。

トータル8回1位になるのですが、1998年から2006年の間に、J・カプリアティ(アメリカ)V・ウィリアムズ(アメリカ)、セレナ、K・クレイステルス(ベルギー)J・エナン(ベルギー)A・モレスモ(フランス)M・シャラポワ(ロシア)がその期間に1位になっているのです。

ダベンポートの凄いところは、セレナが台頭しても、エナンが台頭しても、シャラポワが台頭しても、めげずに再度ナンバー1になっていることです。

ダブルスでも活躍したのですが、1998年ダブルスで年間グランドスラムを達成したヒンギスの影に隠れていますが、4つとも準優勝しているのはダベンポートなのです。

1999年のウィンブルドンでグラフを破って優勝を果たすと、グラフは引退を決め、その1か月後に1度目の現役引退。

再度復帰し2004年のウィンブルドンでシャラポワに負けると引退を匂わせますが、その後の大会でビーナス、セレナに勝ち連続優勝すると、引退を撤回。

2006年出産のため、休養に入り、復帰後もシングルス4大会で優勝し、2009年に第二子を出産し、復帰後ダブルスで優勝し、ジェットコースターのような現役生活に終止符を打ったのです。

1995年の東レパンパシフィックの決勝で、伊達公子さんとダベンポートが対戦し、6-1.6-2で伊達公子さんが完勝したのを今でも思い出します。

(1996年伊達公子さんの1度目の引退の際の最後の相手は、当時16歳で翌年にナンバー1になるヒンギス。伊達公子さんの引退時のランキングは8位でした。)

セレナ・ウイリアムズは2002年にナンバー1になったのですが、その後勝てない時期があったり、怪我などで100位以下になることもありました。



31歳の時に1位に返り咲き、その後186週(3年半)その地位を守りました。

1位獲得回数8回、1位在位期間319週の記録は、未だ現役で、ランキング9位ですので、まだまだ伸びる可能性があります。

グランドスラムタイトルは23個でマーガレット・スミスコートの24個についで2位の記録です。

セレナは男女合わせても達成者のいない「シングルス、ダブルスキャリアグランドスラム」を持っています。

オリンピック金メダル4個獲得もしていて間違いなく、史上最強女子プレーヤーです。

ちなみに、マーガレット・スミス・コートは1960年から1975年に活躍した選手で、グランドスラムタイトルはシングルス24、ダブルス19、ミックス21でトータル64個の記録を持っていますが、1968年のオープン化(1967年まではアマチュアしか参加資格がなく、オープン化以降にプロに転向)以降に限っての記録は、シングルス11、ダブルス10、ミックス7になります。

個人的な見解も大きく含まれてしまっているかもしれませんが、セレナ・ウイリアムズとシュテフィ・グラフが史上最強プレーヤーといったところでしょうか?

と言うことで、中居個人が選ぶ史上最強プレーヤーを発表しましょう。

史上最強ということは選手として最高であって欲しいし、若い選手の見本とならなければいけないと部分もあるのではないかなと個人的に思いました。

セレナ・ウイリアムズは、2009年全米オープンや、2011年全米オープン、2018年全米オープンなどで妨害行為やコートバイオレーションをとられています。

よって現時点での中居個人が選ぶ史上最強女子プレーヤーはシュテフィ・グラフにさせていただければと思います。



今後セレナ・ウイリアムズがナンバー1になるとランキング1位回数9回でトップになります。

また、グランドスラムタイトルを取るとトータル24個でトップになります。

その場合、グラフを抜いて史上最強女子プレーヤーはセレナ・ウイリアムズにさせていただければと思います。

かなり独断と偏見がありましたが、いかがでしたでしょうか。

現在9位のセレナ・ウイリアムズの巻き返し、10位の大坂なおみの成長、1位のバーティはどうなっていくのか、

今後の女子プレーヤーの活躍に注目です。

>>>その他GEEK通信の記事はこちら




■関連ニュース

・【ヨネックス】「試合に勝てる予感がするEゾーン98」
・「記憶に残るラケットベスト5を発表します。」
・「いまさら聞けない?テニスストリングの常識、非常識」

■おすすめコンテンツ

・テニススクール コンシェルジュ
・レンタルコート予約
・世界ランキング
(2020年6月5日12時47分)

その他のニュース

4月7日

2023年王者 6度目の初戦突破 (16時34分)

史上最年長で初のトップ100入り (16時10分)

モナコ背負う世界23位が初戦突破 (11時38分)

41歳ワウリンカの哲学「常に勝つため」 (10時19分)

チチパス 3度V大会で初の初戦敗退 (9時16分)

19歳フォンセカ 大会初白星で初戦突破 (8時23分)

【告知】錦織圭vsキケル (7時21分)

4月6日

坂本怜 ストーレート勝ちで初戦突破 (23時06分)

ワウリンカ敗退でアルカラス戦は幻に (22時04分)

【1ポイント速報】坂本怜vsカルバレスバエナ (21時42分)

望月慎太郎「身体の不調が続いてる」 (18時41分)

アルカラス クレー帰還「恋しかった」 (17時48分)

大坂なおみ 世界15位でクレーシーズンへ (16時52分)

島袋将ら 日本勢最新世界ランク (15時56分)

39歳モンフィス 仏選手最多記録更新 (13時41分)

逆転勝ちでツアー通算3勝目 (12時10分)

世界5位 セリーナ以来の大会連覇達成 (11時15分)

世界21位クレー初優勝 母国選手V続く (10時20分)

25歳でツアー初V「子どもの頃から…」 (9時12分)

19歳ホダルがツアー初V「嬉しい」 (7時31分)

4月5日

ガスケ 同胞の17歳新星に助言 (22時54分)

錦織圭 引退否定も近日中の発表示唆 (22時00分)

ゴファン 惜敗でマスターズ本戦逃す (21時18分)

シナー 1年5ヵ月ぶりダブルス白星 (20時22分)

白石光 ストレート負けで準V (18時15分)

世界1位と並ぶ勝利数で連覇に王手 (17時55分)

シナー 世界1位奪還の条件は? (16時44分)

みやざきチャレンジャー 初代王者決定 (15時45分)

19歳 完勝でツアー初の決勝進出 (14時37分)

引退発表ゴファン 今季初白星 (13時31分)

錦織圭 クレー初戦の相手決定 (11時50分)

アメリカ勢対決制し初V王手 (10時22分)

快進撃 ツアー初白星→初の決勝進出 (9時31分)

史上最年長で初のツアー決勝進出 (8時22分)

4月4日

齋藤惠佑/白石光ペア 日本勢対決制しV (21時05分)

車いすテニス・小田凱人とWOWOWのコラボアイテム新作が発売へ、レザー小物やグルーミングセットを展開 (19時33分)

世界9位の第1シード撃破し4強 (17時16分)

マッチポイント凌ぎ4年連続4強 (15時28分)

清水/トゥロター組 第1シードに屈し準V (13時42分)

ナダル 女子世界4位を直々指導 (12時50分)

加藤未唯組 ストレート負けで決勝逃す (10時51分)

19歳新星 思わぬ形で初のツアー4強 (9時18分)

アルカラス、ワウリンカと対戦の可能性 (8時12分)

←ニューストップへ
←前のページに戻る


テニスの総合ポータルサイトテニス365
テニスのことならテニス365へ。テニスの総合ポータルサイトテニス365はテニス用品の通販やテニスニュースからテニスコート、テニススクールなどのテニス施設を探す方まで、便利なテニスの総合ポータルサイト、テニス情報の検索サイトです。プレイスタイルやテニス歴など、テニス用品を様々な角度から探すこともできます。テニスの総合ポータルサイトをお探しなら、テニスニュースやテニス施設の情報が豊富なテニスの総合ポータルサイトのテニス365をお使いください。テニスの総合ポータルサイトのテニス365であなたのテニスをもっと楽しく!