現在行われている男子テニスのムチュア・マドリッド・オープン(スペイン/マドリッド、レッドクレー、ATP1000)で4回戦で敗退した世界ランク2位のA・ズベレフ(ドイツ)は試合後の会見に登場。この会見で世界ランキングでトップ10に入ることは、かつてよりも難しくなっていると意見を述べた。
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28歳のズベレフは今大会に第1シードとして出場したが、4月29日に行われた4回戦で第20シードF・セルンドロ(アルゼンチン)に5-7, 3-6のストレートで敗れベスト8進出とはならなかった。
この試合後の会見でズベレフは、現代は世界ランキングでトップ10に入るのがより簡単になっているかどうかについて意見を求められ自身の見解を語った。
「それは絶対に違う。ずっと難しくなっている。選手の層の厚さがはるかに厚い。僕が初めてトップ10に入ったのは2017年で、8年前のことだ。確かにトップ10は非常に強力で、ノヴァーク(ジョコビッチ)、ラファ(ナダル)、ロジャー(フェデラー)、アンディ(マレー)という世界最高の4人の選手がいて、スタン(S・ワウリンカ(スイス))、デル=ポトロ(J・M・デル=ポトロ(アルゼンチン))などもいた」
「しかし、10位から20位、そして20位から30位までのレベルは、今よりもはるかに低かったと思う。確かに、トップ中のトップは信じられないほど強かったけれど、今の方が層がはるかに厚い」
「BIG4」と呼ばれるR・フェデラー(スイス)、R・ナダル(スペイン)、N・ジョコビッチ(セルビア)、A・マレー(イギリス)の4選手が圧倒的な強さで男子テニス界を長らく席巻していたが、ジョコビッチ以外の3選手はすでに引退しており、ジョコビッチも現在世界ランク5位ながら今季は4度の初戦敗退を喫するなど苦戦している。
その中で世界ランク1位のJ・シナー(イタリア)や同3位のC・アルカラス(スペイン)らを筆頭に若手が台頭している現代のテニス界。
この両時代でトップに食い込み続けてきたズベレフは、現代の方がより選手層が厚くなっていると考えているようだ。
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